2025年に卒業する学生の採用から、一定条件の下で採用直結型のインターンが可能になった。現在、学生はインターンについてどう感じているのか。学情(東京都中央区)が調査結果を発表し、就業体験があるインターンシップに参加したいと回答した学生は81.9%だと分かった。
インターンシップの形式では対面型の方が人気が高い結果に。希望する形式として「リアル」(37.5%)、「どちらかといえばリアル」(26.4%)を合わせて過半数が対面型を希望していることが分かった。
回答した人からは「企業の雰囲気や、実際に働く社員の熱量はリアルの方が分かると思う」「企業に訪問することで得られる情報もあると思う」といった意見があった。
企業セミナーやグループワークなど、就業体験を伴わない「オープン・カンパニー」に参加したいと回答した学生は83.1%だった。理由について「社会人と直接対話ができる機会には積極的に参加したい」「業界理解や仕事理解を深めるために参加したい」といった声が集まった。
オープン・カンパニーの希望形式は「リアル」(28.8%)、「どちらかといえばリアル」(22.9%)を合わせて過半数となり、インターン同様に対面型を希望する学生が多数派だった。
2026年3月に卒業予定の大学生・大学院生963人を対象に、インターネットで調査した。期間は4月15〜25日。
学生は「インターン」にもタイパを求めるのか? 加速する就活準備の前倒し
ソニー半導体「27歳営業リーダー」の仕事術 なぜストーリー作りを重視するのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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