サイバー攻撃の巧妙化が続いている。サイバーソリューションズ(東京都港区)が調査結果を発表し、過去3年間にサイバー攻撃の被害にあった企業は29.3%だと分かった。被害を受けた企業の割合は、企業規模が大きいほど高くなり、従業員300〜999人の企業で24.7%、1000〜4999人で30.6%、5000人以上で34.7%だった。
サイバー攻撃による被害の内訳について、5000人以上の企業では「社内のシステムや端末がウイルス感染した」(60.8%)の回答割合が最も高かった。「社内・社外に不正なメールを拡散した」(33.8%)、「データが暗号化され身代金を要求された」(21.6%)が続いた。
メールシステムのセキュリティ対策について、従業員5000人以上の企業が最も多く回答したのは「アンチウイルス・アンチスパムフィルター」(69.4%)。2位は「受信した添付ファイルのチェック」(48.4%)、3位は「添付ファイルの送信対策」(38.7%)だった。
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