SNSを提供するHiClub(東京都港区)は、20〜39歳の男女を対象に「職場のハラスメント問題」に関する調査を実施した。直近1年以内に職場でハラスメントを受けた回数は「1〜5回」が17.6%、「11回以上」が11.1%だった。
どのようなハラスメントを受けたか尋ねた。最も多かったのは「パワーハラスメント」で40.3%、次いで「セクシュアルハラスメント」が15.5%、「モラルハラスメント」が15.5%、「マタニティハラスメント」が14.0%だった。
具体的な内容としては、パワーハラスメントと答えた人からは「ミスに対してみんなのいる前で上司に叱責された」「何時間も個室で個人指導をされた」「仕事中の態度や会話を常に監視される」などの体験談が聞かれた。
セクシュアルハラスメントと答えた人からは「距離が近い」「プライベートや結婚観についての質問」、モラルハラスメントと答えた人からは「私がすることすべてを否定し、他スタッフがいる中で罵倒」「親の顔が見てみたいなど育ちについて言われる」などがそれぞれ挙げられた。マタニティハラスメントを受けたことのある人からは「子どもの熱で休まざるを得ない状況にも関わらず嫌味を言われた」「妊娠が分かった途端に冷たくなった」などが聞かれた。
ハラスメントをされた相手については、「パワーハラスメント」「セクシュアルハラスメント」は男性から受けたと答えた人が多く、「モラルハラスメント」「マタニティハラスメント」は女性から受けたという回答が多かった。
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