受けたカスハラの内容、2位「暴言、罵声」、1位は?(1/2 ページ)

» 2024年06月19日 07時00分 公開

 SNSアプリを運営するHiClub(東京都港区)は、20〜39歳の男女を対象に「カスタマーハラスメント(カスハラ)」に関する調査を実施した。カスハラを受けた職業で最も多かったのは「サービス業」で52.9%と半数を超えており、カスハラを「直近1年以内に11回以上受けた」と回答した人の職業も半数が「サービス業」だった。

photo HiClubは、20〜39歳の男女を対象に「カスタマーハラスメント」に関する調査を実施した(出所:photoAC)
photo カスハラを受けた職業(出所:プレスリリース、以下同)

どのようなカスハラを受けた?

 どのようなカスハラを受けたか尋ねた。最も多かったのは「理不尽なクレーム」で45.8%、次いで「暴言、罵声」が25.5%、「威嚇(いかく)・脅迫」「セクハラ」がそれぞれ7.2%だった。

photo どのようなカスハラを受けたか

 具体的な内容については、理不尽なクレームと答えた人からは「返品不可の商品を返品したいと話してきた」(サービス業)、「総菜の半額シールを貼る場面で、対象ではない商品に『貼ってよ』と文句を言われ、後に対応してくれなかったというクレーム電話を受けた」(サービス業)といった声があった。

 暴言・罵声と答えた人からは「社会人なりたてで言葉使いが未熟だったことが原因でお客さまが激昂した」(サービス業)、「お前じゃ話にならん! 上の者を出せ!! という感じで会話が通じなかった」(その他・コールセンター)なども挙がった。

 威嚇・脅迫を体験した人からは「保険業で保障の対象外だったお客さまから対応が悪い、担当者を出さなければ探して殺すなど暴れた」(金融業・保険業)、セクハラを受けた人からは「話してる最中に触られた」(サービス業)、「胸を触る」(医療・介護・福祉)などが聞かれた。

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