取り組みの中心となるのが、レストランの誘致と支援だ。まず、飯尾氏自らがイタリアンレストラン「アチェート」を開業した。営業は夜のみとし、あえてランチ営業は行っていない。その狙いは「宿泊客を増やすため」だ。
そして2022年には、アチェートと同じ敷地内に寿司割烹「西入る」の出店にこぎつけた。同店舗は、日本各地で修行を積んだポルトガル人の料理長と日本人の妻が、飯尾氏の働きかけにより宮津に移住し、店舗を開いた。飯尾氏が住居の紹介や経営のサポートなど、多岐にわたる支援を行うことで、新たな人材の誘致に成功した事例といえる。
また、アチェートの客単価は約1万2000円、西入るは約2万円と、あえて高めの価格帯に設定している。「地元の既存店舗との競合を避けつつ、新たな客層を呼び込むことを狙った」(飯尾氏)
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