ファミリーマートは7月16日、自社アプリ「ファミペイ」上において、メーカーがさまざまなサービスを消費者に提供できる「Digital Partnership Program」を開始すると発表した。同日開催されたファミマのデジタル戦略説明会の場で、国立冬樹氏(デジタル事業本部 デジタル事業部長)がその詳細を明らかにした。
同プログラムでは食品メーカーなどの企業がファミペイ上に専用ページを開設可能となる。各企業は、消費者に対して新商品情報を独自に訴求したり、クイズ・アンケートを実施したりといったことが可能となる。
これまで、ファミペイ上ではさまざまなクーポンを一斉に配布することが多かったが、今後は企業ごとに対象を絞り込める見込みだ。
また、こうした施策や広告の掲出により得られたデータをメーカーとファミマが共有できるという。
まず、同プログラムに日本コカ・コーラ、サントリー、サントリーフーズの3社が参加する。他のパートナー企業も今後増える予定だという。国立氏は、サントリーを含めた3社について「業界で最先端のマーケティング活動をしている」と説明。新たな取り組みに巻き込むことで、同プログラムを成功させたいと意気込んだ。
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