ファミマ、福利厚生に「卵子凍結あんしんバンク」を導入 柔軟なキャリアプランの形成に向け

[コネムラメグミ，ITmedia]

　ファミリーマートは7月31日、社員とその家族を対象に、セルソース（東京都渋谷区）が提供する卵子凍結保管受託サービス「卵子凍結あんしんバンク」を福利厚生制度として導入することを発表した。

ファミリーマートは社員とその家族を対象に、セルソースが提供する卵子凍結保管受託サービスを、福利厚生制度として導入すると発表した（出所：公式サイト）

　同社は多様なライフプランに対応し、柔軟なキャリアプランの形成を支援するための福利厚生として導入を決めたという。セルソースが提携する医療機関を通じ、凍結卵子の保管サービスを特別価格で利用することができる。対象者は本社社員およびその家族で、配偶者もしくは2親等までの利用が可能だ。

卵子凍結保管受託サービス「卵子凍結あんしんバンク™」を福利厚生に（出所：プレスリリース）

　ファミリーマートは「少子化の加速、出産年齢の高齢化が進む中で、不妊治療の検査や治療を受ける夫婦の割合は増加している。将来の妊娠に備え、卵子を凍結することもさまざまな選択肢の一つとして提供し、柔軟なキャリアプランの形成を支援していく」とコメントしている。