山崎製パンは総菜パンシリーズのさらなる展開を計画している。「中食需要は高止まりしている。一方で、食料品を中心とした値上げなどもあり、節約志向の傾向も強くなっているため、手軽かつ気軽に満足感が味わえて食事代わりになるような商品をテーマに開発を進めている」(川土居さん)
「薄皮たまごパン」のヒットは、中食需要の高まり、節約志向と贅沢(ぜいたく)志向の両立、若年層の取り込みなど、変化の激しい消費者ニーズを的確に捉えた結果といえる。コロナ禍を経て、食生活や働き方の変化が定着しつつある中、こうした新しい生活様式に寄り添う商品開発の重要性はますます高まっているようだ。
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松戸市にあるパン屋で、なぜお客は1800円も使うのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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