「スマホないと困る」8割 スマホ依存を自覚している人は6割超に

» 2024年08月23日 17時00分 公開
[季原ゆうITmedia]

 スマホがないと「困る」人は8割超──MMD研究所(運営:MMDLabo、東京都港区)が、そんな調査結果を発表した。普段の生活において、スマホがないと「困る」もしくは「やや困る」と回答した人は合わせて81.1%だった。

photo 2024年のスマホ依存に関する定点調査を実施(画像はイメージ、出典:写真AC)
photo 普段の生活におけるスマホの必要度(出所:プレスリリース、以下同)

 スマホ依存の自覚については、「かなり依存している」と回答した人が23.4%、「やや依存している」が39.1%となり、6割超がスマホに依存していると回答した。性年代別にみると、「かなり依存している」と回答した人が最も多かったのが「男性10代」で39.3%、次いで「女性10代」(33.6%)、「女性20代」(32.6%)が続いた。

photo スマホ依存の自覚(性年代別)

 スマホに依存していると回答した人が、依存していると思うジャンルについては、「LINE」が最多で47.3%、次いで「ネットサーフィン」(40.1%)、「SNS」(39.0%)だった。

photo スマホに依存していると思うジャンル

 依存していると思うジャンルをみると、女性10〜20代では1位が「SNS」だったのに対し、男性10〜20代では「動画視聴」が最も多い結果となり、性年代によって依存しているジャンルが異なることが分かった。

photo スマホに依存していると思うジャンル(性年代別)

 Webサイトやアプリの表示に時間がかかった際、我慢できる時間について、最も多かったのは「10秒以上」で30.7%だった。また、ストレスを感じる時間においても「10秒以上」が最も多く51.2%となっており、「10秒以上」の待ち時間は我慢できるものの、ストレスを感じやすくなっていることがうかがえた。

photo Webサイトやアプリが表示されるのに我慢できる時間とストレスを感じる時間

 調査は7月13〜15日、通信契約しているスマートフォン所有の18〜69歳の男女1万人を対象にインターネットにより実施した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ