ワークマンの土屋専務は発表会で「Gradeが分かると需要が増える」と説明した。例えば、Grade4に該当する「本降り用」の防水ウェアを1着だけ持っている人がいたとする。具体的な機能性のイメージができないため、無難に選択した結果なのだが、ちょっとした雨で着用する際には「暑くて蒸れるなあ」と不満を抱いている。そうした人に対して「Grade2の小雨用は軽くて通気性が良くて涼しいが大雨には弱い」「Grade5は大雨を防げるが、暑くて重い」といった情報がしっかり伝わると、自分の利用シーンに応じて2着目の購入につながるという戦略だ。
ワークマンの打ち出した格付け戦略は消費者の支持を得られるか?
ワークマンの「作務衣」が売り切れ続出 背景に“サウナグッズ”との共通点も
ワークマンの“ひんやりTシャツ”が人気、売れている理由は?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング