今回発売した2種のメロンパンは、いずれも味や食感が想像しやすいため、同様にトライアルしてもらいやすいと担当者は考えている。実際、新作のメロンパンを2024年5月に愛知県内の約40店舗で試験的に販売したところ、菓子パンカテゴリーの売り上げが実験前と比べて2割増となった。しかも、これまで定番のメロンパンの購入層の約6割が女性だったのに比べ、新作メロンパンの購入比率を見ると男性が約6割を占める結果に。
担当者によると、男性は定番商品を購入し、女性は新商品を積極的に試す傾向があるという。全体的に男性のほうが保守的なのだが、新作メロンパンは男性にも「試してみようかな」と思わせる特性があるようだ。
売れ筋であるメロンパンと、想像しやすい味や食感の組み合わせという“勝利の方程式”に沿って開発された新作メロンパンは消費者の支持を得られるか。
生活防衛意識が高まり、セブンの149円「パン」が好調 背景に経済性を求める声
セブン「149円」パン、ローソン「198円」カップ麺…… 節約志向の高まりで、どんな商品が売れているのか?【2024年1〜5月ヒット記事】Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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