2024年1〜5月における「ITmedia ビジネスオンライン」アクセスランキング上位の記事から、消費トレンドの分析に役立つ記事を厳選してお届けする。
近年の値上げラッシュで消費者の生活防衛意識が高まった結果、大手コンビニの売れ筋商品に変化が出てきている。
セブン‐イレブンでは、複数個入りのパン「マルチパック」の販売数が継続して伸びている。具体的な商品としては「チョコチップ入り ふわもちチョコスティック6本」(149円)が挙げられる。これは、滑らかな口溶けが特徴のチョコチップと、カカオ感の残るチョコチップを合わせたスティックパンだ。朝食、おやつ、軽食といったシーンでの利用を見込んでいる。
マルチパックに該当する商品としては、「たまごサラダパン3個入」(149円)や、「ふんわりレーズン バターロール4個入」(138円)などもある。
セブンはこれらの商品が好調な理由について「生活防衛意識が高まっており、経済性を求める声が多いため」としている。
こうした消費動向を取り上げた『生活防衛意識が高まり、セブンの149円「パン」が好調 背景に経済性を求める声』の記事には大きな反響があった。
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