サッポロビールとキリンビールは9月7日と8日の2日間、ビアガーデン「SORACHI BEER GARDEN(ソラチビアガーデン)」を、羽田エアポートガーデンで共同開催する。国内のクラフトブルワリー3社とも協力し、北海道で開発されたホップ「ソラチエース」使用のビール5種類を販売するという企画だ。“ライバル企業”のイメージが強い両社が、垣根を越えて手を組む理由とは――。
左から、木内酒造 洋酒製造部ゼネラルマネージャーの谷幸治氏、サッポロビール「SORACHI1984」ブリューイングデザイナーの新井建司氏、キリンビール ブルックリンブルワリージャパン・コマーシャルダイレクターの金惠允氏、ヤッホーブルーイング 醸造ユニットユニットディレクターの荒井隼人氏、忽布古丹醸造 代表取締役の堤野貴之氏(編集部撮影)サッポロとキリンが共同でイベントを開催するのは、実は初めてではない。両社は2019年に、ソラチエースを使用した商品を発売。サッポロの「サッポロ SORACHI 1984」と、キリンの「ブルックリンソラチエース」(米ブルックリン・ブルワリー社との共同出資会社ブルックリンブルワリー・ジャパンによる輸入発売)だ。
これをきっかけに両社は同年の9月、あまりメジャーとはいえないソラチエースの認知を広げる狙いから、両商品を同時に味わえるイベントを都内のビアホールで開催。競合同士のコラボとして注目を集めた。
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