開発にあたって、最も苦労したことは「卵の殻の剥(む)きやすさ」だった。半熟の設定のときに、殻がうまく剥けずに卵はボロボロに。調理時間を変えたり、湯温や湯量を調整したり、試行錯誤を重ねることで、商品が完成したそうだ。
形状については、キッチンで邪魔にならないように「奥行きは7.5センチ」というスリムな構造にした。鍋に水をはって沸かすことでコンロがとられたり、レトルトを電子レンジのために容器を移して温めると洗い物が増えたりするので、場所を取らない形状が良いと考え、いまのサイズにした。
本体のほかに、カゴ、フタ、レシピブックが付属する。消費電力は400ワットで、色はクリームホワイト。希望小売価格は6600円。
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ボタンを押すだけ! 本格「ミルクティーメーカー」は、どうやって開発したのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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