ローソンは過去に何度か「盛りすぎチャレンジ」キャンペーンを実施している。値段をそのままに、商品の総重量を47%増量するのが特徴だった。値上げラッシュの中で消費者の生活防衛マインドが高まっていることが背景にあり、来店を促すための施策だった。「ワクワクするような楽しさも提供したい」という理由から、商品の見た目のインパクトにもこだわった。
共同開発した切れてるシュガーバターフランスパンと大きなピザパンには、これまでの盛りすぎチャレンジキャンペーンとの連続性が感じられた。ローソンはKDDIと組むことで、店舗DXなどを推進する。一方で、リアル店舗の価値を高めるために、介護問題を始めとした利用客の日常的なお困りごとを解決するサービスを導入する方針を示している。来店時のワクワク感を生む仕掛けとして、長すぎるパンと大きすぎるパンは消費者の支持を得られるか。
ローソン、7月24日上場廃止 KDDIとポイント経済圏の拡大などを目指す
KDDIがローソンを選んだワケ 異業種タッグでコンビニはどう変わる?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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