商品開発においてはユーザーニーズを捉えながら実用性を追求したモデル、ファション性を意識したモデルを中心に投入している。
今後は幅広い年齢層に向けた小型商品として、カシオコレクションの中でもカラフルなデザインを採用した「POP」のラインアップも強化。ファッション感度が高い若者に加え、これから時計を楽しむ層に向けた入門機としてもアピールしていきたい狙いだ。
「スマートフォンの普及で時計を着ける文化が薄まっているともいわれていますが、カラーやデザインに面白みを持たせることで、子どもでも気軽に使えるファーストウオッチとして提案していきたいと考えています」
1970年代から幅広い世代に親しまれてきたカシオ計算機のスタンダードウオッチ。商品戦略やプロモーションを強化することで、新たな層にも広がっていくか。今後の展開にも注目したい。
なぜカシオの「関数電卓」は2200万台も売れているのか 電卓から見えてきた、海外と日本との“違い”
なぜカシオの「余り計算機」は、いまの時代でも売れているのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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