法人営業を5年以上経験した人は、顧客との交渉にどれほどの自信があるのだろうか。人材開発事業を展開するアルヴァスデザイン(東京都港区)が調査結果を発表し「自信がある」と回答した人は47.1%だった。交渉で大事なことの1位は「ニーズの理解」だった。
「非常に自信がある」と回答した人が12.4%、「やや自信がある」と回答した人が34.7%だった。「あまり自信がない」と「全く自信がない」と回答した人の合計は13.2%で、自信を持っている人が多い結果となった。
顧客との交渉に対する心理的障壁について「非常にある」と「ややある」を合計すると51.4%で半数を超えた。他の営業プロセスと比べて「交渉の難易度が高い」と感じる人は55.9%だった。
交渉前に、準備やシミュレーションを行う人は「いつも行う」と「よく行う」「ときどき行う」を合わせて80.9%。頻度は別として、交渉前には何らかの準備やシミュレーションをしていることがうかがえる。
交渉において大事なこととして、最も回答が集まったのは「お客さまのニーズの理解」(71.9%)。2位は「信頼関係の構築」(70.7%)、3位は「柔軟な対応」(54.4%)が続いた。
法人営業職として5年以上の経験がある20〜50代の331人を対象に調査した。期間は8月30日〜9月2日。
インサイドセールス内製主義の「誤解」 外注先を見極める10の質問
米国で「営業マネジャー不要論」が話題 AIが代替できない「営業の仕事」はあるのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング