日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
エドウイン(東京都品川区)は10月18日、カカオ豆のハスク(種皮)を再利用したジーンズとデニムジャケットを発売した。明治のライフスタイルブランド「CACAO STYLE」と共同制作したもので、チョコレートの製造過程において破棄されていたハスクを活用し、サスティナブルな製品として展開する。
チョコレートの原料となるカカオ豆のハスクは、そのままでは口当たりや風味が悪くなるため、製造の途中で取り除かれる。明治は破棄されていたハスクを再利用するため、日用品や雑貨などのライフスタイルブランド「CACAO STYLE」を立ち上げた。
ジーンズとデニムジャケットには、ハスクを粉末にし、和紙とブレンドした糸を緯糸(織物を織る時に使う糸のうち、横方向に通す糸のこと)に用いたセルビッジデニムを使用。一般的なデニム生地よりも軽く、ドライな着心地が特徴だ。
ジーンズのサイズは28〜34、36、38インチで、価格は3万3000円。デニムジャケットはS、M、L、XLの4サイズで、価格は4万4000円。「EDWIN TOKYO HARAJUKU」「EDWIN KYOTO」の2店舗と、EDWIN CONCEPT SHOPオンラインストアで取り扱う。
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