勘のスルドイ人であれば、もうお気付きだと思うが、コミュニティサイトに参加しているのはプチブロックのファンだけではない。冒頭で紹介したように、ダイソーは毎月1200ほどのアイテムを投入している。ということもあって、さまざまなカテゴリーのファンが参加している。
コミュニティサイトの会員はじわじわ増えていて、10カ月ほどで1万人を突破。増えている要因として、担当の山田さんは「4つ」のサイクルを挙げている。
(1)コミュニティサイトを見て、ほしくなった商品を購入
(2)その商品を買って、「よかった」と感じる
(3)コミュニティサイトで誰かに広めたくなる
(4)投稿すれば自身のポイントがアップして、さまざまなイベントに参加できる
こうしたサイクルがうまく回って、コミュニティの規模がどんどん大きくなっているようだ。
最後に、プチブロックファンの熱量は、一体どこに向かうのか。犬のブロックを使って、戦車やお城などをつくる――。担当者が想像もしていなかったことが、あちこちで起きている。ということは、今後もどういった動きになるのか。予想したところで、それを当てるのは難しいのかもしれない。
いずれにせよ、ダイソーがファンを“ブロック”しない限り、この熱量はしばらく続きそうである。
「47都道府県ピンバッジ」が人気 なぜ「群馬県」が断トツに売れたのか
『サザエさん』『ドラえもん』『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』――最も高い家に住んでいるのは? 査定してみたCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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