就職活動支援を行うマイナビ(東京都千代田区)は、2026年卒業予定の全国の大学生や大学院生を対象に「マイナビ 2026年卒 大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)」を実施した。2026年卒のインターンシップ・仕事体験の参加率は85.6%で、前年の89.5%より3.9ポイント減少した。
前年よりも数値としては減少しているものの、依然として高い参加率で、インターンシップ・仕事体験への参加意欲の高さがうかがえた。
インターンシップ・仕事体験の選考経験の有無については、66.1%が「受けたことがある」と回答。「1回以上落ちたことがある」割合は56.1%と、半数以上の学生が希望するインターンシップに参加できなかったことが分かった。
これまでに参加したインターンシップ・仕事体験の開催形式を尋ねた。39.1%が対面中心で(「対面のみ」の21.0%と「どちらかというと対面が多かった」18.1%の合計)参加していて、前年の28.8%と比べて10.3ポイント増加した。
企業側の調査でも、コロナ禍以降対面中心のプログラムが増えていることから、学生も対面中心のプログラムへの参加が増加しているようだ。
マイナビキャリアリサーチラボの服部幸佑研究員は「対面では職場の雰囲気や社員の人柄などを肌で感じられる良さがあり、Webでは場所を選ばずに参加できる手軽さがあり、それぞれ良さがある」と話した。
今回の調査は、2026年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生を対象に、インターネットで行った。期間は10月5〜14日、有効回答数は1043人(文系男子156人、文系女子455人、理系男子216人、理系女子216人)。
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