職場環境に関する福利厚生は「社員食堂」が37.0%で最も多く、「オフィスコンビニ」(29.7%)、「託児所・保育施設」(16.7%)と続いた。
キャリアアップに関する福利厚生は「資格取得支援・スキルアップ」が62.3%で最多。「書籍購入補助」(18.0%)、「キャリアカウンセリング」(8.7%)、「従業員向け研修」(8.0%)となった。
一方で、魅力を感じない、いらないと思う福利厚生について、1位は「社員旅行・レクレーション」で40.7%に上った。「休日にまで会社の人と関わりたくない」「リフレッシュにならない」「気を使うだけで精神的に疲れる」「仕事の延長に感じる」といった意見が多く寄せられた。
2位は「レジャー施設などの優待」(8.3%)。「割引される施設が魅力的でない」「限られた施設しか利用できない」など利用できる施設に対する不満の声が多く集まった。
3位は「オフィスコンビニ」(8.0%)が続き、「会社の近所にコンビニがあるから」という意見が大半を占める結果となった。
就職する際、福利厚生の有無や内容を「確認した」と回答した人は46.3%に上った。また、今後転職する際、福利厚生の有無や内容を「重視する」とした人は合わせて85.6%に上った。
内訳は「まあまあ重視する」が58.3%、「かなり重視する」が27.3%。企業の福利厚生は、就職活動や転職活動において重要な判断材料となっていると考えられる。
調査は9月24日〜10月8日にインターネットで実施した。
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