同社は季節ごとにどむぞうくんぬいぐるみの限定品を投入している。多くの商品は数時間で売り切れるが、完売までのスピードがだんだん速まっている
販売告知のSNSにおけるインプレッションやいいねの数も増加傾向にある。今回の商品を公式Xで販売告知したところ4万の「いいね」が付いた。トイプーどむについて、ある程度の期間は十分に販売可能な数量を準備していたが、あっという間に売り切れたため、社内では驚きの声が上がったという。
広報担当者は「SNSでバズったことや、完売したという情報が拡散されたことで、次回商品への期待が高まり、購入者の増加にもつながっていると考えられます」と分析する。
同社では新しい客層にリーチする手段として、独自のロゴやどむぞうくんを用いたグッズ展開を強化している。また、2024年9月には、壁やテーブルなどにどむぞうくんを描いたポップなデザインの店舗を神奈川県内にオープンした。こうした施策の結果、キャラクターグッズなどの物販は、会社全体の売り上げの7%程度を占めるまでになっている。
ドムドムハンバーガー公式のオンラインショップを見ると、「どむぞうくんとなかまたち ボールチェーンぬいぐるみ (スーさん)」「どむぞうくんとなかまたち ボールチェーンぬいぐるみ (いもこ)」(いずれも1750円)なども「売り切れ」と表示されている(1月16日時点)。
どむぞうくんシリーズの快進撃はどこまで続くのか。
ドムドムの「どむぞうくん」快走が続く 売り上げ構成比「7%」の衝撃
よみがえったドムドムハンバーガー 3倍の「100店舗を目指さない」ワケCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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