デル・テクノロジーズ(東京都千代田区)は1月22日、法人向け「AI PC」に関する意識調査の結果を発表した。従業員500人以上の企業のIT担当者を対象とした調査で、AI PCの認知度が2024年7月調査時の7.3%から、10月には70.4%へと急上昇していることが明らかになった。
企業におけるAI PCへの関心が急速に高まっている一方で、AIトラブル時の責任所在や有効活用への不安が普及の壁となっている。
調査によると、AI PCの導入状況について「既に導入している」が7.4%、「導入意向がある」は46.5%と半数近くに達した。期待する効果として「業務効率の向上と精度向上」「自動化の推進」が上位に挙がった。
一方で、導入を検討する際の懸念点として「AIによるトラブルの責任の所在が不明確」「AI機能を有効活用できるか不安」「情報漏えいのリスク」などが浮き彫りとなった。価格の高さも課題視しているようだ。
デル・テクノロジーズ マーケティング統括本部長の山田千代子氏は調査結果を踏まえ「日本市場でAI PCが本格的な普及期を迎えつつある」と考察している。
調査は2024年10月、LINEリサーチプラットフォームを使用し、法人PCの決裁や選定に関わる担当者1678人から回答を得た。
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