昨今日本では、エンジニア不足が深刻化している。DXの必要性が高まり、多くの企業でシステム刷新や新システムの開発が進む中、エンジニア数が足りていないのが現状だ。
今後、教育課程の中で、プログラミングを学ぶ機会が増えていくかもしれない。実際、小学校課程では2020年度から学習指導要領に基づいてプログラミング教育が全面的にスタートした。
e-ラーニングに関するコンテンツを提供するイー・ラーニング研究所(大阪府吹田市)は「プログラミング教育」についての意識調査を実施。人々はプログラミング教育のメリットをどのように捉えているのだろうか。
小学校や中学校からプログラミング教育が始まったことを「知っている」とした人は54.0%で、まだ認知が広がっていないことが分かった。
プログラミング教育が「必要だ」と回答した人は約5割(「ややそう思う」(32.4%)、「そう思う」(21.2%)の合計)。
プログラミング教育を始めるタイミングでは、「小学校低学年」(21.0%)、「小学校高学年」(35.0%)と、約6割の人が小学校からプログラミングを始めるのが望ましいと回答した。
プログラミング教育のメリットを聞くと、「PCスキルが身につく」(30.6%)、「IT・デジタルスキルの習得」(27.0%)、「将来の選択肢が広がる」(25.8%)という結果に。
一方、プログラミング教育における不安では、「PC長時間使用による身体の負担」(30.4%)、「親が教えられないこと」(26.3%)の回答が多かった。
調査は1月17日〜21日、インターネットで実施した。全国の10〜60代の男女500人が対象。
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