フリーアドレスオフィス、座席は「当日決める」が過半数 座席選びで重要視するのは？

[季原ゆう，ITmedia]

　オフィス環境のデザインや内装工事などを手がけるプラス（東京都渋谷区）は、フリーアドレスオフィスで勤務経験がある500人を対象に、「座席選び」について調査した。フリーアドレスオフィスにおいて座席を選ぶ際、「長時間座っても疲れない椅子や机が良い」と考える人が多いことが分かった。

職場の居心地Web調査を実施した（画像はイメージ、出典：写真AC）

　オフィスの座席運用が予約制かどうかについて、「全席予約不要」のオフィスが50％、「予約制の座席と予約なしで座れる座席の両方がある」オフィスが15％だった。

オフィスの座席は「予約制」か？（出所：プレスリリース、以下同）

　その日座る座席を決めるタイミングについては、「当日」に決める人が最も多く57％となった。当日決めていると回答した人からは、「座席に余裕があるので事前に予約する必要がない」「周りに人が少ない席に座りたいので、当日出社してオフィスを見てから決めている」などのコメントがあった。

その日座る席を決めるタイミング

　座席を選ぶときに重要視するポイントについて、「とてもそう思う」「そう思う」と回答した人が最も多くなった項目は「長時間座っても疲れない椅子や机が良い」だった。その他、「荷物の置き場がある（荷物を床置きせずに済む）席が良い」「デスクの面積が広い席を選びたい」に同意する人が多かった。

座席を選ぶときに重要視するポイント

　調査は2024年12月26日、従業員数100人以上の職場で働く、フリーアドレスオフィスでの勤務経験があるデスクワーク中心の会社員500人を対象にインターネットで実施した。