【マナー】風邪をひいた上司に一言 「お大事にしてくださいね」はアリ?ビジネスクイズ工房(2/2 ページ)

» 2025年02月11日 09時30分 公開
[高田将代ITmedia]
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「する」を「なさる」に言い換える

 では早速、尊敬語を使ってみましょう! ……と言っても、なかなか難しいですよね。そこでまずは、簡単だけれども格段に印象がよくなる言葉を紹介したいと思います。それは、「なさる」です。「なさる」は、「する」の尊敬語に該当します。

 例えば、あなたの上司が風邪をひいて、早退することになったとします。「お大事にしてくださいね」という言い方を尊敬語に変える場合、どんな言い方になるでしょうか。

 「お大事にされてくださいね」でももちろんよいのですが、「お大事になさってくださいね」とするといかがでしょう。少し印象が変わってくると思いませんか?

 「される」という言葉も「する」の尊敬語ではあるのですが、「なさる」は、さらに相手に対する敬意が込められた言葉になります。

 ほかにも、接客業の人がお客様が手に取った商品を確認する際に、「こちらにしますか?」という言い方を「こちらになさいますか?」に変えるだけで、品が出ます。ぜひ普段の会話に取り入れてみてください。

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