KDDIが経理のオペレーション改革にAIを活用し、得た成果とは。従来の業務プロセスから脱却を図る中で直面した課題、失敗と成功、今後の展望を語る。
企業の特徴や事業内容と従業員の満足度にはどのような関連性が見られるのか──。ミイダス(東京都港区)が調査を実施した。「昇進スピードが速い」会社で働く従業員は、どのような点に満足しているのか?
「他社に先駆けて参入した事業、サービスがある」企業とそれに該当しない企業の従業員満足度を比較した。その結果、「他社に先駆けて参入した事業、サービスがある」企業は「会社の業績に満足すること」「会社が今後数年間で大きく成長すると思えること」「成長しているチームで働くこと」の項目において満足度が高い結果となった。
他社に先駆けて参入した事業、サービスがある企業では、成長性や業績への期待が高まり、従業員満足度が向上する可能性が考えられる。
「昇進昇格スピードが早い」「拡大フェーズでポスト多数」が特徴の企業においては、「提供する商品やサービスに誇りを持っていること」「成長し続けることができる会社であること」の項目において、満足度が高いことが明らかになった。
昇進や評価が迅速に行われることで、従業員は自身の成長を実感しやすくなり、サービスへの誇りや会社の成長意識が高まると考えられる。特に拡大フェーズにおいては、ポジションの増加と昇進が結びつきやすく、従業員の満足度も向上しやすいと推察される。
「拡大予想のあるマーケットで事業を展開する」企業においては、「会社が今後数年間で大きく成長すると思えること」「チーム目標を達成しようという意思がある仲間と働くこと」の項目において満足度が高い結果となった。
成長が見込まれる市場をターゲットとすることで、会社の将来に期待し、目標達成意欲も向上するため、従業員満足度が上がりやすいと考えられる。
「海外駐在社員がいない」企業では「会社の情報を適時かつ適切に、従業員へ発信・共有していること」「チームの役割と目標がチームメンバーに共有されていること」「直属の上司が、明確な業務目標を提示し、かつ目的について説明すること」の項目において満足度が高い傾向が見られた。
国内に集中する企業では情報共有やコミュニケーションが円滑に行われやすく、従業員の目標意識が高まると推察される。
調査は2023年8月3日〜2024年1月2日、同社開発のエンゲージメントサーベイ「はたらきがいサーベイ」を受検した1100社の1万5471人のデータを使用。企業の特徴や事業内容と従業員の満足度の関係について分析を実施した。
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