日々リリースされる新しい商品やサービス。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
ローソンは2月25日、新作スイーツ「とろサクエッグタルト」(270円)と「とろサクチーズタルト」(300円)を全国のローソン店舗で発売する。
とろサクエッグタルトは、とろける食感のカスタードクリームや、サクッとしたパイ生地が特徴。クリームには北海道産牛乳やマダガスカル産バニラシードが入っている。
とろサクチーズタルトも、とろける食感のチーズカスタードとサクっとしたパイ生地で構成している。チーズカスタードには、チェダーとゴーダチーズ入りのチーズソースをブレンドしている。
ローソンでは過去にもタルトを発売したことはあるが、今回の新商品は品質にこだわったという。商品本部 商品コンセプト部の清瀬智加氏は「焼成時間や温度を調整することで、『サクッと感』を3日間維持できるようになった」と説明する。
また、試食調査や実験店での先行販売なども実施しており、通常のスイーツ開発と比べてさまざまなコストがかかっているという。
ローソンではこれまでも「とろり」「サクッと」といった食感にこだわった商品を開発してきた。2024年発売の「とろサクっ!クリームメロンパン」は約300万個を販売するヒットとなっている。
新商品の具体的な販売目標数は公表していないが、デザート部門全体の売り上げが前週比2割増になることを目指す。清瀬氏は「(ローソンの看板商品である)プレミアムロールケーキを超える定番商品に育てたい」と意気込みを語った。
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