情熱があれば、泥臭い仕事も嫌がらずにできます。
例えば、営業の仕事として「飛び込み営業」というのがあります。
アポイントメントを取らずにいきなり訪問し、管理職級の社員を紹介してもらい、面会できるように交渉します。約束なく訪問するわけですから、相手も忙しいので会ってもらえないこともしばしばです。窓口で邪険に扱われることも多く、こちらとしてもあまりいい思いがしないときもよくあります。
そのため、そういう仕事が嫌だからといって、飛び込み営業をせず、「そんなの電話かメールのほうが効率いいし、スマートだよ」と考えてしまいがちです。
でも、私は泥臭い飛び込み営業を得意としていました。役員の名前を知らないときでも、「以前、お伺いしたのですが、お名前を忘れてしまって、ええと……」と言うと、だいたい「○○と××がいるけど、どっちかな」と言って教えてくれます。
そうやって手練手管(てれんてくだ)を使って営業活動をしていると、相手も「こいつはおもしろいやつだ」ということで、だんだんと会ってくれたり、話ができたりするようになっていきました。
特に学歴が高い人ほど、変なプライドが邪魔して、何でも効率的にスマートにやろうと考えてしまいがちです。しかし、労力を使うこと、体を使うことで、初めて会得できる仕事のコツもあるのです。若いうちはそうして仕事に情熱を燃やすことです。
7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「辞めたけど良い会社」 ランキング ワースト30社の特徴は?
【マナー】風邪をひいた上司に一言 「お大事にしてくださいね」はアリ?
「なぜ?」で責める上司、「なぜ?」で病む部下 職場に潜む“ナゼナゼ虫”の正体
職場の隠れた害虫“シーエー虫”とは? 部下のやる気を奪う管理のワナCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング