この記事は『新入社員の教科書 「伸びる人」の習慣 「伸びない人」の習慣』(菅沼勇基/クロスメディア・パブリッシング)に掲載された内容に、編集を加えて転載したものです。
どんな職場でも、その職場で認められて、実績も残している人が必ず何人かはいるはずです。その人がなぜ認められ、地位を与えられているのかには必ず理由があります。
実績はもちろんですが、人格もあるはずです。どんな人が認められて地位を得ていくか、職場ごとに癖のようなものがありますから、自分の職場で認められようとするなら、その職場ですでに認められている上司や先輩のマネをするのが一番の近道だと言えます。
「あんな上司や先輩のマネをするのは、気に食わない」とか、そんなことを言っている場合ではありません。その上司や先輩が好きとか嫌いに関係なく、自分の職場で認められている人は、素直にマネするべきなのです。
別にその上司や先輩が嫌いでもいいのです。すべての人を好きになれるはずがないのですから。でも、上司や先輩が職場で認められ、地位を与えられていることは素直に認めましょう。そして、彼らのいいところはマネするべきと自分に言い聞かせるのです。
もともと「学ぶ」は「まねぶ」からきているといわれています。つまり、マネをすることが学ぶことなのです。
トップ営業マンになりたいなら、騙されたと思って、実際のトップ営業マンのしぐさや口ぐせに至るまで何だってマネることです。
何でも自己流というのは効率が悪いものです。
学校の勉強だって、数学の公式を導き出そうとすると難解な数式をいくつも考えださねばなりません。しかし、すでに過去の数学者たちが導き出した公式を使ったほうが、より難解な数式にチャレンジできます。
人間はそのようにして、過去の偉人たちの功績を効率的に学ぶことによって、どんどんレベルアップし、それによって科学技術が発展してきました。
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