日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
ドン・キホーテは4月1日、若者の声を反映して開発した香水「青春エモフレグランス」全6種を発売する。価格は各2200円。
女子中学生に人気の雑誌『nicola』(新潮社)と幅広い世代に人気の香水ブランド『エンジェルハート』、ドン・キホーテの3社が共同開発。ティーン向け香水の新たなスタイルを提案する商品として、一部店舗を除く全国のドン・キホーテにて発売する。
開発に当たり、『nicola』と姉妹誌『ニコ☆プチ』(新潮社)の合同読者組織「ガールズラボ」協力のもと、Z〜α世代1200人以上へのアンケートを実施した。香りを使用するシーンやタイミングのほか、香水に関する学校の規則なども聞いた。
香りやパッケージについては、『nicola』のファンイベント「ニコラミーティング」で読者約80人に行った対面リサーチの結果を反映。「学校に付けていくならこの香り!」「クリアなボトルが今っぽい」などの意見を取り入れているという。
ボトルデザインには、Z〜α世代に人気の「ハート」や「リボン」などのモチーフを採用し、持っているだけで気分が上がる仕上がりに。パッケージデザインは「青春(アオハル)」をテーマにしたイラストを採用。商品名「青春エモフレグランス」には、「キラめきが満ちると同時に悩み、迷い多き10代を勇気付けたい」という思いを込めているという。
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