マーケターは生成AIをどのように活用しているのか。CX改善プラットフォームを提供するSprocket(東京都品川区)は、マーケター108人に調査を実施した。
有料版の生成AIの活用状況を尋ねたところ、「すでに本格的に導入・活用」(33.3%)と「試験的に導入・検証中」(39.8%)を合わせて73.1%となった。「導入検討なし」は7.4%で、多くの企業が生成AI活用に積極的であることが分かった。
現在活用している、または検討している生成AIツール1位は「ChatGPT」(32.7%)。以下「Gemini」(16.4%)、「自社開発のAIモデル」(15.7%)と続いた。
プロンプトの管理・活用状況は「部門やチームでプロンプトを共有・活用」(20.2%)が最多となった。「社内でプロンプトのナレッジベース構築」(15.1%)や「プロンプト作成・活用研修実施」(12.6%)など組織的取り組みが見られる一方、「個人で管理・活用」(16.8%)や「特に組織的な取り組みなし」(11.8%)も多く、二極化しているようだ。
調査は2月26日〜4月4日、インターネットで実施した。
数字に“とらわれる”マーケターの現代病 「普通のことを普通に考える」だけでいい
B2Bマーケターの残念な“勘違い” 「ホットリードへの固執」、何が危ない?
マーケティング責任者100人が感じる「苦手な業務」とは
マーケティング学習の「必読書44選」 300社超の大企業を支援したマーケターが推薦Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング