物価高や税負担の影響を受け「生活が苦しくなった」と感じるビジネスパーソンが4割に迫っている。フリーランスプロ人材マッチングのITプロパートナーズなどを運営するHajimari(東京都渋谷区)が、20〜50代のビジネスパーソン794人を対象に実施した「収入に関する実態調査」で分かった。
前年と比較した年収の変化については、大半が「ほぼ変わらない」という結果に。ただし年収に変動があった人に限ると、会社員の多くは「年収が増えた」と答えた。一方フリーランスでは「年収が減った」という回答が多くなっている。
生活実感の変化については、「昨年よりも生活が苦しくなった」と回答した会社員は41.5%、フリーランスは44.4%にのぼった。一方で、「生活に余裕ができた」と回答した人は、フリーランスが5.3%と、会社員の1.8%よりも高い結果となっている。
毎月の手取り金額については、会社員・フリーランスともに「30万円台」までに集中。会社員は年代による大きな収入差は見られず、手取りが60万円を超える人は僅(わず)かだった。
賃上げが話題となっているものの、実際の給与アップは限られている。一方、フリーランスは収入の幅が広く、20万円未満の層が目立つ一方、高額層も存在し、ばらつきが顕著だった。
金銭面の悩みや不安については、会社員・フリーランスともに1位が「物価上昇の影響」。2位が「税金が高い」、3位が「老後の資金に不安がある」に。収入や将来に対する漠然とした不安を抱える人も多く見られた。
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