「旧帝大・早慶の学生」が選ぶ人気企業ランキング、上位を占めた業界は?2026年3月卒の就活生(2/2 ページ)

» 2025年05月16日 08時00分 公開
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就職活動の「早期化」傾向が継続

 就活の開始時期は変化しているのか。2024年4月時点(3年生)で就活を開始していた4年生は36.9%、6月時点では68.8%が就活を開始しており、前年(いまの社会人1年目)と比べると4月までに就活を開始する学生が8.1ポイント増加、6月時点では3.5ポイント増加した。

photo 就職活動の開始時期

 就職先企業の絞り込み時期については、2024年12月時点で58.8%、2025年3月時点で89.2%が志望企業上位5社を決めている。前年比で12月時点で7.3ポイント、3月時点で4.4ポイント増加。就活開始時期と就職先絞り込み時期が早期化していることが見てとれた。

photo 就職先企業の絞り込み時期

 企業に魅力を感じる要素を40項目で聞いたところ、「将来的な高所得の見通し」が最も多く、次いで「企業の強い社会的責任感」「チャレンジ性のある仕事」が続いた。上位10項目は、前年と変わっていないことが分かった。

 この結果を受けて、リーディングマークは「魅力を効果的に伝えられたかどうかが、2026年卒業予定者の採用成功の重要なポイント」と分析している。

photo 企業に魅力を感じる要素

 調査は、1月4日〜3月4日にインターネットで実施。2026年卒予定の東京大学・慶應義塾大学・早稲田大学・一橋大学・東京科学大学(旧東京工業大学)・京都大学・大阪大学・神戸大学・北海道大学・東北大学・名古屋大学・九州大学の大学生と大学院生を対象とし、2051人から回答を得た。

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