自律的に情報を収集、処理し、タスク遂行や意思決定を行う「AIエージェント」。生成AIを業務で活用している大企業の社員は、AIエージェントをどう捉えているのか。デジタルアダプションプラットフォームを開発・提供するテックタッチ(東京都港区)が調査を実施したところ、AIエージェントの認知度は89.0%だった。
勤め先の企業におけるAIエージェントの浸透度合いについて、73.1%が「AIエージェントを日常的に利用している」とした。活用する分野としては「コスト削減」(51.0%)が最も多く、「新規事業創出」(38.5%)、「リスク管理」(36.9%)と続いた。
今後、業務上でAIエージェントを導入、活用する上での課題1位は「社内にAI活用に関する知識やノウハウが不足している」(35.4%)だった。2位「既存システムやツールとの連携が難しい」(33.1%)、3位「AIの専門知識を持つ人材の確保が難しい」(30.5%)となった。
調査は3月19〜20日、生成AIを業務で活用している、従業員数1000人以上の大企業に勤める429人にインターネットで実施した。
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