マーケティングリサーチ業を行うクロス・マーケティング(東京都新宿区)が全国の18〜79歳の男女3000人を対象に行った調査によると、ファッションアイテムをECサイトで購入する人の割合が、18〜29歳、30〜40代では半数近くに迫ったことが分かった。
ファッション・おしゃれに対する考え方は、「化粧やヘアスタイルはその場にふさわしいことが重要」「化粧や身だしなみに気を使うのは大人としての常識」「人からどう見られているかよりも、自分自身が快適でいられる装いをしたい」と思う人が多かった。
おしゃれや身だしなみで心掛けていることは「シンプル」「清潔感」が4割台、「動きやすさ」が3割台だった。
衣類を購入する際に重視することは、「着心地・肌ざわり」(41%)が最も多く、「動きやすさ」(36%)、「デザイン」(32%)、「機能性」(29%)、「コストパフォーマンスがよいこと」(28%)が続いた。
ファッションアイテムの購入先は実店舗が62%、ECサイトは38%だった。18〜29歳、30代は「事前に確認はせずに、ECサイトで購入」が20%台と、他の世代と比べて多かった。また、18〜29歳、30〜40代では、ECサイト購入が40%台を占めた。
本調査は5月7〜9日、全国の18〜79歳の男女3000人を対象にインターネットで実施した。
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