不動産・建設業の営業現場において手書きや電話への“依存”は、未だ根強いようだ。LINE WORKS(東京都渋谷区)が実施した調査によると、会議内容の記録方法として「手書きメモ」を選んだ人は8割を超えた。
営業活動の中で、課題に感じている業務について、最も多い回答は「他社との差別化につながる提案が難しい」となり36%に上った。「新規のお客様を継続的に獲得できていない」(35%)が僅差で続いた。
営業活動における連絡・案内の手段は「電話(個別の通話)」(86%)、「メール(個別送信)」(83%)がいずれも8割を超える結果となった。また、1日あたりの連絡や案内にかける時間については、「1〜2時間未満」が最も多く29%を占めた。「2時間以上」とした20%と合わせて、全体の約半数が1時間以上時間をかけていることが明らかに。平均時間は72分だった。
会議や打ち合わせ内容の記録方法については、「メモ帳やノートに手書きしている」が73%で最も多かった。次いで、「WordやExcelで入力している」(45%)が続いた。1日あたりの打ち合わせ内容の整理や議事録作成にかけている時間については「1〜2時間未満」が最も多く26%。また、平均時間は59分となった。
調査は5月8〜12日に実施、18〜69歳の男女で、不動産業または建設業の企業に勤務している人、もしくは同業界で事業を営んでいる人のうち、営業または販売職に従事している人を対象とした。サンプル数は1062人。
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