仕事をする上で、上司との関わりは必要不可欠である。
エミリス(大阪府東大阪市)が「部下を疲れさせる上司に関する意識調査」を実施した。部下を疲れさせる上司の特徴とは?
部下を疲れさせる上司の特徴の1位は「指示があいまい」で、21.2%だった。2位は「一貫性がない」(19.8%)、3位は「仕事をしない」(19.2%)と続いた。上位には「仕事や上司としての能力に関する項目」「人間性に関する項目」が並んだ。
回答者からは「指示があいまいで、事前の説明がきちんとされていない」(50代以上男性)、「言ってることに一貫性がない。指示内容がブレまくる」(50代以上男性)、「仕事を部下に投げっぱなし」(20代男性)といったコメントが寄せられた。
部下を疲れさせる上司が職場に与える影響については「モチベーションの低下」が最も多く34.9%。その他「業務効率が落ちる」(33.9%)、「雰囲気が悪くなる」(25.5%)が上位となった。
コメントでは「モチベーションの低下や雰囲気の悪化により、業務効率が落ちる」「雰囲気悪化や業務効率低下で、ストレスがたまる」と関連性を指摘した人も見られた。
上司に求める配慮で最も多い回答は「相談しやすい環境づくり」となり、31.5%に上った。次いで「部下への理解」(20.4%)という結果に。
回答した人からは「多少の失敗は大目に見て、失敗しないように前もって相談できるような雰囲気をもってくれていればいい」(50代以上男性)、「各部下の状況や立場を理解し、寄り添ってくれる」(40代男性)といった、寄り添う姿勢を求める声が多く集まった。
調査は2024年12月22〜25日にインターネットで実施。働く男女501人(女性291人/男性210人)から回答を得た。
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