同署は4月下旬、一斉取り締まりを実施。約20台に警告し、4台には駐車違反の青切符を交付した。一斉取り締まりは定期的に行っており、8年前の平成29年8月にも7人に切符を交付し、6人に口頭で警告している。
同署によると取り締まりの積み重ねで、台数自体は着実に減っているものの、減っては増えるという流れを絶つまでには至っていない。
大型トラックによる違法駐車の“スポット化”は全国各地の幹線道路でみられる。全日本トラック協会(全ト協)の担当者は「路上駐車は好ましくないが、やむなく路上に止めることも多い」と話す。
国の規定では、トラック運転手は4時間の運転ごとに30分以上の休憩が義務付けられている。だが実際には、いざ休憩をとろうとしても、駐車可能なスペースが確保できないケースが多いという。
ネクスコ西日本など高速3社は大型車用の駐車スペース拡充に取り組んでおり、平成30年度から昨年度までに4000台以上のスペースを準備した。ただ、一部のサービスエリアでは駐車スペースがなお不足し、誘導路にはみ出して止める車も。ネクスコ西日本の担当者は「まだまだ足りない。これからもさらに整備を進めていきたい」とする。
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「JALとANA」どこで違いが生まれたのか? コロナ禍を乗り越えた空の現在地copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
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