若者に「プロセカ」「ポケポケ」人気 スマホゲーム、プレー習慣に変化

» 2025年08月06日 07時00分 公開

 マーケティングリサーチを手がけるクロス・マーケティング(東京都新宿区)は、スマートフォンゲームを月1回以上プレーしている全国の15〜69歳の男女を対象に「ゲームに関する調査(2025年)スマホゲーム編」を実施した。調査の結果、月1回以上スマホゲームをプレーする人のうち、「毎日プレーする」と答えた人は67%にのぼり、年代による大きな差は見られなかった。

photo クロス・マーケティングは、「ゲームに関する調査(2025年)スマホゲーム編」を行った(出所:photoAC)
photo スマホゲームのプレー頻度・この1年間のプレー時間の変化(単一回答)(出所:プレスリリース、以下同)

 1年前と比べたプレー時間の変化については、「変わらない」が60%と最多で、「長くなった」が23%だった。中でも15〜19歳や20代では、「長くなった」と回答した人の割合が30%台と高かった。

この1年間でプレーされたタイトルは

 直近1年間にプレーされたスマホゲームタイトルを性年代別に見ると、男性では年代によって異なるゲームが上位に挙がる一方、女性では全世代で「LINE:ディズニーツムツム」が1位を占めた。

photo 直近1年間にプレーしたスマホゲームタイトル 性年代別TOP5・男性(複数回答)

 「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(プロセカ)」は、「男性15〜19歳」「女性15〜19歳」「女性20代」で1〜2位にランクイン。また、リリースから1年未満の新作「Pokemon TCG Pocket(ポケポケ)」は、「男性15〜19歳」「男性20〜30代」「女性20〜40代」でいずれも4〜5位を維持している。

photo 直近1年間にプレーしたスマホゲームタイトル 性年代別TOP5・女性(複数回答)

 ジャンル別に見ると、最も多くプレーされていたのは「パズルゲーム(LINE:ディズニーツムツムなど)」で25%。次いで「位置情報ゲーム(Pokemon GO、ドラゴンクエストウォークなど)」が12%、「コマンドRPG(Fate/Grand Orderなど)」が11%となった。「パズルゲーム」は全世代で最も多く、特に50代では31%と高い割合を示した。

photo 直近1年間にプレーしたスマホゲームのジャンル(複数回答)

スマホゲームへの課金傾向

 過去1カ月間にスマホゲームに課金した人の支出内容では、「ゲーム内でのアイテム課金、ガチャ」が68%と最多。「ゲームアプリの購入(買い切り型)」は27%だった。

photo この1か月間のスマホゲームの支出内容

 本調査は、スマホゲームを月1回以上プレーする15〜69歳の男女1145人を対象に、2025年6月27日〜7月3日の期間、インターネット上で実施した。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

SaaS最新情報 by ITセレクトPR
あなたにおすすめの記事PR