一方、りそな総合研究所の荒木秀之主席研究員は、梅田を中心とした再開発やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)などの大型プロジェクトの存在、中長期的なインバウンド(訪日客)市場の成長期待といった「複合的な要因が人口を(国内外から)吸引している」とみる。
外国人の場合、熟練外国人労働者として永住可能な在留資格「特定技能2号」の対象業種が拡大され、「関西企業の外国人材雇用の機運が高まっている」とした。
ただ日本人、外国人ともに、死亡数が出生数を上回る。荒木氏は「保育や働く女性の支援などを進め、出生数を増やすことが必要だ」と指摘。人手不足の緩和や税収増などに貢献するとした。(石橋明日佳、山口暢彦)
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「年収700万円」の人が住んでいるところ データを分析して分かってきたcopyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
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