島本駅周辺を歩くと、何といっても総戸数362戸の巨大マンションの威容が目立つ。1工区の入居は昨年始まり、新築の分譲価格は4千万円台〜6千万円台。2工区の入居は今年秋に始まる予定という。
近くの飲食店関係者は「夕方になると、子供連れでにぎやか。子供の声がたくさん聞こえると、『生きている町』という気がする」と語った。
今後の島本町が問われる課題は、急増する人口に対し、保育園や学校、ごみ処理といった行政サービスを十分に提供していけるかだろう。
転入者増で税収は増えるが、インフラ整備や行政サービスの拡充には費用がかかる。将来的な財政負担増にどう対処するかも考慮を迫られそうだ。(山口暢彦)
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