関西初「ボーイング737MAX」操縦体験 週末予約ほぼ100%、人気の理由は?(4/4 ページ)

» 2025年08月19日 07時00分 公開
前のページへ 1|2|3|4       

今後の課題

 同施設は好調なスタートを切ったが、課題もある。シミュレーターの利用は想定を上回る一方で、ラウンジ本体の利用促進が今後の重要なテーマとなる。シミュレーターの認知度向上を機に、ラウンジ機能の利用拡大につなげていく考えだ。

photo 海外のエアポートラウンジも参考にしている

 もう一つの課題が、インバウンド観光客の取り込みだ。なんばという立地を生かし、海外からの旅行者もターゲットに据えているが、現状では日本人利用者が大半を占める。今後はインバウンド向けのコンシェルジュサービスとの連携や、周辺ホテルとの協力関係構築を進めていく。

photo インバウンド需要も取り込んでいく

 なんばエリアは観光客やビジネスパーソンでにぎわう街だ。多様なニーズに応えるサービスを展開できれば、新しい旅の拠点として定着する可能性がある。旅行者や航空ファンに、これからどのように受け入れられるかに注目が集まる。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

SaaS最新情報 by ITセレクトPR
あなたにおすすめの記事PR