パーソルキャリア(東京都千代田区)が運営する調査機関「Job総研」は、「2025年 共働き意識調査」の結果を発表した。共働きにおける見えざる格差について「あると思う派(とてもあると思う+あると思う+どちらかといえばあると思う)」が83.1%と、「ないと思う派(どちらかといえばないと思う+ないと思う+まったくないと思う)」の16.9%を大きく上回ったことが分かった。
見えざる格差の中身については、「女性が家事をやって当然の空気感がある」が43.2%で最多。以下「一方が無意識に家事を担う」(41.4%)、「一方がもろもろの調整を引き受ける」(32.6%)が続いた。
共働き生活における家事育児の分担割合への思いを聞いた。男性が多く担うのは「違和感がある派(とても違和感がある+違和感がある+どちらかといえば違和感がある)」が69.4%と過半数を占めた。一方、女性が多く担うのは「仕方ないと思う派(とても仕方ないと思う+仕方ないと思う+どちらかといえば仕方ないと思う)」も56.6%と過半数を占めた。
共働き生活で家事や育児は女性が多く担うという考えへの印象では、「理想的でないが実際多い」が39.1%で最多。以下「社会ではその傾向が強い」(35.5%)、「誰が担うかより納得感が大事」(31.4%)が続いた。
収入差で共働き生活の家事育児分担を変えることへの賛否については、「賛成派(とても賛成+賛成+どちらかといえば賛成)」が60.2%と過半数を占めた。
「賛成派」の割合を男女別にみると、男性が64.9%と女性の51.6%を上回った。
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