同日の発表会で、四輪事業を担当する井上勝史執行役専務は、電動化時代の新クーペとして「名車と言われる車になる」と商品力に自信を示した。
エスプラスシフトは、仮想の8段変速で加減速時に緻密にエンジン回転数を制御し、有段変速機があるかのような運転感覚を実現。さらにエンジン回転数と同期した迫力のある音を流すシステムや、これと協調するメーターなどによってドライバーと車の一体感を際立たせた。サスペンションなどの足回りは、同社のスポーツカー「シビックタイプR」の技術をベースに開発し走行性能を高めた。
プレリュードは1978年に登場したホンダを代表するクーペ。1980年代にスタイリッシュな外観などから当時の若者の憧れの車として人気を博したが、2001年に5代目で生産を終了していた。
国内の2ドアクーペの市場規模は現在3〜4万台と小さいが、ホンダは今後のHV強化戦略に向け、重視するスポティーな走りのブランドイメージの向上につなげる狙いもあり、HVモデルとして復活させた。
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