沿線自治体は、都が延伸事業を令和2年1月に予算化するまでの間、都に対する要望活動を続けてきた。
瑞穂町では2年に、地域の有志が「モノレールを呼ぼう瑞穂の会」を結成。現在、会員数は400人を超え、延伸計画の周知を目的としたイベントや、将来の主な利用者世代となる小学生を対象とした出張授業といった活動を展開している。同町と武蔵村山市は合同で、地域の子供たちが描くイラストでモノレールの車両をラッピングする事業を計画しており、クラウドファンディングを進めている。
今月17日には、瑞穂町立瑞穂第四小学校で都の職員や同会会員らが出張授業を実施。延伸ルートや新駅予定地について写真や映像を用いて説明した。
延伸後の未来のイメージ映像を視聴した児童らは「モノレールの中から見える景色がすごくきれいだった。乗るのが楽しみ」「大人になったらたくさんの友達とモノレールに乗りたい」と期待を膨らませていた。(M佳音)
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