大胆な人事制度改革を繰り返してきた企業、富士通。現在も、何度目かの改革を実行している段階にある。新卒“一括”採用の廃止だ。
従来、新卒採用は同じ時期に、同じ給与で採用していたが、これを一変。通年採用とした上、ポジションやスキルによって異なる報酬を提示している。全社的に進めてきたジョブ型を、新卒採用時から適用する形だ。
こうした変化の影響を受けるのは、採用業務を担う人事だけではない。実は、現場部門の責任と負担が増している。「自分たちの仕事・組織の魅力とは?」を考えて募集要項を作成するなど、人材獲得の責任をより現場が負うことになる。
一括採用の廃止に踏み切った意図とは。また、現場部門の負担増をどのように理解してもらい、思い切った変革を進めてこられたのか? 変革を主導したCHRO・平松氏や、人事採用担当、現場部門のマネジャーに直撃し、変化の全貌に迫った。
「石橋を叩いて渡らない」会社は、いかにして「失敗を恐れない組織」になったのか【動画】Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング