「石橋を叩いて渡らない」と言われるほど、慎重な社風だったという中外製薬。人々の健康を支える製薬企業として、品質への責任を負うために培われた風土でした。
しかし、同社がDXを推進しようとしたとき、この真面目な社風が、障壁になることが考えられました。機動的に成功と失敗を積み重ねて進めていくべきDXと、「とにかく失敗を避け、確実性を高めてから実行に移す」というやり方は、決して相容れません。
そこで、DXと並行して「失敗を恐れない風土」作りに注力してきました。
今では連続してDX銘柄に選出される他、AI創薬などの業界に先駆けたチャレンジで知られています。「失敗しない」ことを重視する真面目な組織を、いかにして挑戦に前向きな社風へと変化させてきたのでしょうか?
そこには社員ですらも驚いたと語る新たな取り組みや、組織としてピタッと目線を合わせていくための工夫がありました。ITmediaのYouTubeチャンネル「TechLIVE」で取材動画を公開中です。ぜひご覧ください。
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