リチウムイオン電池は、リチウムイオンが正極(プラス極)と負極(マイナス極)の間を移動して充電と放電を繰り返す電池。小型で軽く、ためられる電気の量が多いため、スマートフォンなどのモバイル機器の普及につながった。
ただ過剰な充電や放電、衝撃などに弱く、適切に管理する必要がある。破損したり変形したりすると内部の物質が化学反応を起こし、発火することがある。
リスクは衝撃だけではない。近畿大産業理工学部の春田正和准教授(エネルギー材料)は「高温にさらされることでも劣化し、燃えやすくなる」と指摘する。
消費者庁によると、リチウムイオン電池が発火するなどした事故は令和2〜6年度に計約2350件あったとみられる。
くら寿司“しょうゆボトルなめ女”問題 「損害賠償請求しないほうがいい」と考える3つの理由copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
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