スターバックス コーヒー ジャパン(以下、スターバックス)は4月2日、2026年に国内1号店が誕生してから30周年を迎えるのに合わせて「アニバーサリー企画」を複数展開すると発表した。
キャンペーン第1弾として4月8日に発売する「THE STAR フラペチーノ」は、これまで累計20億杯以上を提供してきたフラペチーノの中から人気の5種類を復刻する。店舗スタッフの声を基に厳選したという。メディアカンファレンスに登壇した同社の行定良太氏(マーケティング本部長)は「スターバックスの歴史を凝縮した究極の5品」と表現する。
4月8日に発売されるTHE STAR フラペチーノの5種類。左から「THE フラペチーノ of メロン of メロン」「THE フラペチーノ of フルーツ‐オン‐トップ‐ヨーグルト with クラッシュ ナッツ」「THE フラペチーノ of コーヒー ジェリー」「THE フラペチーノ of 加賀 棒ほうじ茶」「THE フラペチーノ of チャンキー クッキー」(出所:スターバックスのプレスリリース)THE STAR フラペチーノは、1店舗で1種類しか販売しない。例えば、銀座店はAフレーバーだけ、渋谷店はBフレーバーだけといった販売方法を採用した。
行定氏は「『あの1杯に会いに行く』という体験を楽しんでほしい」と話す。
どの店舗でどの種類を販売しているかは、公式Webサイトで検索できる。スターバックスのSNSアカウントからも確認可能だ。
行定氏は、今回のキャンペーンに込める狙いを次のように話す。
「2000店舗を超えて、大きなチェーンストアとして見られることもあると思います。私たちは店舗の個性や地域性といった多様な表現ができるブランドでありたい。(中略)30年間歩んできた歴史があり、そのブランドをお客さまと一緒に楽しみたいと考えています」(行定氏)
スターバックスに対する顧客の支持が厚い背景の一つに、こうした顧客を楽しませるような施策があるのかもしれない。今回の「1店舗で5種類全てを売らない」という仕掛けは、普段は行かない店舗に足を運んでもらう、複数の店舗に来店してもらう、といった効果を生むと考えられる。そこからまた新たな魅力を発見する顧客が出てくるのだろう。
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